宇和島・木屋旅館と目からウロコの米粉パン
2012年05月23日
愛媛県・宇和島市にある、文人ゆかりの宿。木屋旅館。
しばらく休業していたこの宿が、この春、生まれ変わり開業しました。
5/25号の校了を終えたGajA編集部ジャンボは、ようやく一段落ぅ〜ということで新生・木屋旅館を訪ねてきました。
重い木の引き戸を開けると広がる、空間の美しさ。
明治44年創業の老舗らしい重厚な雰囲気。
部屋は南に向いた中庭に面していて、とても気持ちいい!!
わっ! 床がスケルトン。
ついつい、下にいる人に手を振ってしまうジャンボ。
ここに乗っても大丈夫? と質問したワタシに「ここに布団敷いて寝る方もいらっしゃいます」と、マネージャーのグレブさん。
LED証明が天井に付けられていて、このスケルトン部分を囲むように四隅からロールカーテンが下りてくると、夜は行灯のようになる仕組み。(むむーー!わたしのへたくそな説明じゃわかりにくいですよねー。ぜひ泊まりに行って!)
驚きのある仕掛けはあるけれど、「今ココにある」ものをうまく使っているので、
取りたてて新しいもの、余計なものはほとんどない。
それらがセンス良くずーーっと前からここにあったかのように存在している。
新生・木屋旅館の魅力は「一棟まるごと貸し切る」という新しいスタイル。
(1名〜8名まで宿泊OK!)
鍵を渡されて、自由にこの広々とした空間を使うことができる。
最高やね、今夜はどこで寝ようか〜どこでご飯食べようか〜と、考えるのも楽しいなぁ。
そ し て!!
木屋旅館にはディナーは付かないけれど、朝食が付くんです。
それがまた、びっくりするほど美味。
「BOULANGERIE RIZ(リズ)」という米粉パン専門店。
デニッシュも、もちろん米粉。
ふんわりお米のいい香り、まわりはサクッと、中身はもちもちの食感。
同じタイミングで取材に来ていた東京在住のエディターさんも「びっくりするぐらいおいしかった」とべた褒め。
お土産に持って帰るロールケーキ予約してましたしー。
パン職人!!リズの槙野洋子さん。
地元特産のブラッドオレンジを使ったデニッシュ、じゃこ天が入ったおかずパンなどおすすめですー。
商店街にあるお店でも、購入できまーす。
■BOULANGERIE RIZ(リズ)
愛媛県宇和島市恵美須1丁目4-22(TEL0895-22-8800)
■木屋旅館
愛媛県宇和島市本町追手2丁目8-2(TEL0895-22-0101)受付/10:00〜19:00
酒場詩人・吉田類さんの新刊が人気です!
2012年05月17日
本誌49号、50号にも登場して頂いた
高知出身の酒場詩人・吉田類さんの新刊がでました!
その名も「吉田類の土佐酒note」(発行:(株)高知新聞総合印刷)。
吉田さんがナビゲーターとなって「愛すべき土佐の酒」の魅力を伝える、酒好きや類ファンにはたまらない珠玉の一冊です!
まずは吉田さんのドアップの写真がレイアウトされた扉ページで、ファンのハートを鷲づかみにしたところで、吉田さんが「土佐酒」に対する熱い思いを語ります。
その後もおすすめの酒蔵や酒場へ自ら足を運んだ「土佐酒蔵探訪」、「土佐を味わう吉田類の十一夜」といった特集ページが続き、次から次へと類ワールドが展開!
そのほか「老舗酒場の名物肴図鑑」「吉田類の土佐清水ビリビリツアー」など、グルメや旅情報の実用的な情報から「高知県産酵母と土佐酒の可能性を求めて」、「吉田類、名峰 三嶺をゆく」など、ちょっぴりマニアックな企画ページもあり、類ファンならずとも楽しめる内容になっています。
3月の発売以来、時を経ずしてほぼ完売状態となり増刷も決定! 購入は以下でどうぞ!
高知県内の書店および徳島県内の平惣、アマゾン、丸善&ジュンク堂のネットストア、発行元の(株)高知新聞総合印刷(TEL088-882-5521)でも直接購入可。
(毛無しのセス)
お遍路コミック『めぐる88』が面白い!
2012年05月07日
大型連休だった人も、お仕事だった人も、こんにちは。
とびとびの小型連休だった豆柴です。
編集長がトトロに見えます(←疲れ目)
さて、本日はずーっとおすすめしたかったお遍路関係の本をご紹介♪
岡本一広著『めぐる88』(電撃ジャパンコミックス)です。
「本って漫画かよ!」とつぶやいたあなた。
侮ってはいけませんぜ。
これが、面白い!
気が弱くてお人好しの青年・太一くんと
美人だけどわがままな女・ハルカちゃんが
四国八十八カ所をまわりながら、いろんな人と出会うお話。
(非常にざっくりですみません)
このふたり、いろいろダメなんだけど憎めない。
な〜んか、かわいいんです。
四国(松山市)在住の漫画家だけあって、太一くんの方言もほっこり。
お寺の絵からは、しっかり取材されていることが伝わってきますよ。
ふたりの成長物語でもあり、ラブコメの楽しさもあり。
そして出会う人たちのエピソードがいいんですー。
(豆柴、フカクにも泣いてしまいました)
うっかりご紹介が遅くなっていたら
先日第2巻が発売されておりまして、これがまた泣ける・・・。
お遍路に興味がある方に、ぜひおすすめしたいコミックです。
(豆柴)
華やぐ、丸亀町商店街G街区
2012年04月21日
ちょっと雨模様ですが
暖かい土曜日ですね!
香川では丸亀町商店街G街区に
「丸亀町グリーン」がオープンしてから
初めての週末を迎えています。
ぐずついたお天気ながらも
とってもたくさんの人が集っていて
好調なすべり出しのようです。
写真は西館1Fにある「さぬき菓子工房おんまいルーヴ」さんの
サクサクの食感が新しい「焼ドーナツ」と
黒糖の風味がまろやかな「黒どら」です。
どちらも優しい甘さでおいしゅうございました。
まだすべてのお店をまわりきれていないので、
これから少しずつ探検して
またこちらで報告したいと思います!
(さぬき人)
“パンクバレエの騎手”マイケル・クラークの最新作が高知にやって来る!
2012年04月13日
近ごろ朝のあいさつが「寒いね〜」から「眠いね〜」に変わりました。
春ですなあ。
さて、今日も元気に眠い豆柴が
目の覚めるようなイベントをお知らせいたしますよ!
現在、イギリスで最も重要な振付師といわれる
マイケル・クラークの最新作が、高知で上演されるんです。
Dancers:Oxana Panchenko & Clair Thomas
Photo:Jake Walters low res
緻密なダンスに刺激的な音楽、華やかなファッションも見どころ☆
しかも驚いたことに、今回の来日公演は高知だけなんですって。
これって、すごいですよね!
詳しくはこちら→『come, been and gone /カム・ビーン・アンド・ゴーン』
クラシックバレエとパンクロックが融合したしびれるパフォーマンス
豆柴もぜひ体験したいです。
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高知パフォーミング・アーツ・フェスティバル2012
マイケル・クラーク・カンパニー公演
『come, been and gone /カム・ビーン・アンド・ゴーン』
2012 年5 月17 日(木)19:00開演
2012 年5 月18 日(金)19:00開演
会場:高知県立美術館ホール
前売5,000 円/当日5,500 円
問い合わせ:高知県立美術館(088-866-8000)
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(豆柴)
やっとのことで、衣替えです!
2012年04月07日
お久しぶりです。
さぬき人です。
高松も桜が咲きまして
朝夕寒暖の差がまだありますが
この週末を使って
やっとのことで衣替えをしようかと。
GajA51号でも取り上げている
イクナスさん(P40-41参照です!)にて
エコな防虫ブロックを購入しました。
古くから“虫よけの木”として知られている
「楠」のブロックと
葉や枝から抽出した天然の「カンフル(樟脳)」が
セットになったずっと使えるお品です。
残念ながらこちらは
四国産ではなくて九州産なのですが
天然の楠の香りはなんだかとっても
リラックスできる匂いなのです。
衣替えのこの季節、
思い切って防虫剤もチェンジしてみたら
いかがでしょうか。
(さぬき人)
『水郷の数奇屋 臥龍山荘』で名建築を深く味わう
2012年04月06日
「山笑うハイなジャンボが俳人に 豆柴」
こんにちは、覚えた季語は使ってみたい豆柴です。
先日のあるね句会で俳句にはまってしまったジャンボ編集長
今日も朝から季寄せをめくっておりました。
なんと、毎日一句、俳句手帳に書き留めているんです。
いったいどこへ向かおうとしているのか…。
さて、みごとにジャンボ編集長をトリコにした
俳人・神野紗希さんのエッセイが掲載されているのが、この本。
『水郷の数奇屋 臥龍山荘』(愛媛県大洲市発行)
美人編集者Mがかかわっているのですが、見せてもらって驚きました!
これねー、すごいです。
愛媛県大洲市にある臥龍山荘(がりゅうさんそう)は
明治時代に貿易商・河内寅次郎が造った三千坪の山荘。
その風情ある名建築の魅力を、さまざまな角度から解き明かしていきます。
美術でも音楽でも俳句でも、目利きの人に鑑賞のポイントを教えてもらうと
何倍も深く味わうことができますよね。
この本は、まさにそれ。
建築家・隈研吾氏をはじめ、一流の目利きだらけ! ポイント満載!
また、なぜ山荘が造られたのか、その成り立ちの謎にも引き込まれます。
臥龍山荘を愛する人たちの“本気”が伝わってくる一冊だと思います。
『水郷の数奇屋 臥龍山荘』は
愛媛県内の主要書店で発売中(amazonでも購入可)。
ぜひ、お手にとってご覧ください。
(豆柴)
道後公園でお花見句会!
2012年04月02日
桜餅の葉は食べる派の豆柴です。
桜、咲きましたね〜!
昨日はジャンボ編集長、美人編集者Mと一緒にお花見に行ってきました♪
これがですね、実は「お花見句会」。
えっへっへ、みんなで俳句をつくっちゃいましたよ!
講師は愛媛県松山市出身の俳人・神野紗希さん。
俳句の作り方を初心者にもわかるように教えてくださるので
ちーっとも怖くないんです(コワイと思っていたらしい)。
句会の様子はいずれ「歩音」のサイトにアップされると思います。
神野さんに「ここまで軽い俳句はなかなかつくれない」といわしめた
ジャンボ編集長の句は必見!(笑)
若い男性俳人をクラクラさせた
美人編集者Mのセクシーすぎる俳句にもご注目!(笑)
お弁当は日本料理店「道後 椿倶楽部」のもの。
つくし、菜の花、空豆と、目に美しく、お味もすばらしいんです。
これぞ日本のお花見だー、としみじみ(ほんとはガツガツ)。
最後に、特別にいただいたお土産が、これまた素敵〜。
俳句恋みくじフォーチュンクッキー!
クッキーを割ると、中に恋の俳句が書かれたおみくじが入ってるんです。
豆柴、大吉でございました。やったー。
俳句は「永き日や相触れし手は触れしまま 日野草城」。ラブラブや〜。
このクッキーは「歩音」で近日発売だそうです。
ホントにホントにすてきなお花見でした!
ありがとうございました!
道後 椿倶楽部
松山市道後湯之町2-7
089-941-5678
歩音 -あるね-
松山市道後湯之町3-16
089-993-8877
http://www.dogo-tsubaki.com/
=====================================
(豆柴)
戸田勝久・松本秀一ふたり展
2012年03月23日
お久しぶりです。
ジャンボ編集長の厄年オーラが若干こわい豆柴です。
はやく厄除けにいってほしい(笑)
さて、なにかと忙しい中、豆柴はこっそり楽しい場所へ行って参りましたよ。
ギャラリー リブ・アートで開催中の
「戸田勝久・松本秀一ふたり展 言葉と空をめぐって」です。
松本秀一さんの銅板画は繊細でうつくしくて、うっとり〜。
戸田勝久さんは挿画で有名な方ですが
空飛ぶうさぎや洋梨のなかにまぎれこんだ月など
どの絵も遊び心いっぱいで驚いたり笑ったり!
俳人・歌人でもある松本さんの歌集と、戸田さんの著書も展示してありました。
これが、またすごいんです! ぜひ見てほしい!!
活版印刷で製本はひとつひとつ手作りという、水仁舎のものなんです。
書籍愛がムクムクとわきあがります〜。
好評のため26日までに延長されたそうなので、この週末にいかがですか?
豆柴、自信をもっておすすめします☆
================
ギャラリー リブ・アート
愛媛県松山市湊町4丁目12-9
メゾンM2ビル3F
089-941-9558
http://www.h3.dion.ne.jp/~live-art/
================
(豆柴)
感謝感激!
2012年03月06日
数日間、雨が続きましたが気温はだいぶ温かくなってきましたね。
GajA編集部も、春に向けて取材の段取りに精を出しております。
さてさて「四国旅マガジンGajA」051号四国デザインを訪ねて、お楽しみいただいていますか?
読者の方からのアンケートハガキも続々帰ってきております。
ありがとうございます♪♪
今日は編集部、ぷ〜〜んといい香りがしていますよ。
そのワケは。
どどーーん!!
文旦。
最新号にて、「地デザイナー サコダツカサさん」の取材の際にお世話になった、川崎電気の岡本さん(本文にもご登場されます、青いイナズマがビビッと走るクールな名刺をお持ち!)が編集部に送ってくださいました。
しかもこの文旦、高知農業高校の生徒さんが作ったものだとか。。。
んわーー、ありがとうございます。
そしてまた、コチラも!
「四国旅マガジン」050号 50人のマイ・ベスト四国旅の決定版!
こちらの巻頭で小豆島を取材した際に知り合った「浪花堂」の蒲さん(イケメン!)から、
手作りの塩「御塩(ごえん)」が届きました。
実は蒲さん、台風被害にあって手作りの塩小屋が全壊。
昨年10月半ばに再び小屋を作り直し、塩釜に火を入れることができ、ようやく販売にこぎつけることができたそうです。
昔ながらの下流式、平釜で丹誠込めて作られた塩。
やや灰色がかっていて結晶が大きいのが特徴。
シンプルに塩おむすび、天ぷらのつけ塩などオススメということなので、
楽しみに家に帰りまーーす。
小豆島 波花堂
問い合わせ hanazakari_0623@yahoo.co.jp
(ジャンボ)
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