声に出して読みたい絵本
2013年05月31日
おはようございます。
四国もとうとう梅雨入り。
取材&撮影が厳しい季節、到来です(;_;)
さーて、今日はそんな憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれる本をご紹介。
『んぐまーま』
クレヨンハウス/2009年
現代アート好きな方はピピーン!ときたのではないでしょうか。
GajA056号で特集させて頂いている大竹伸朗さんの絵本です。
文は詩人の谷川俊太郎さん(`∀´)
本誌でも何冊か大竹さんの著書をご紹介しているのですが、
ページの関係上、泣く泣く掲載を見送った一冊です。
ただ、この絵本を説明するに値する言葉が見つかりません。笑
ざっくりかいつまむと・・・
濃いピンクの謎の生き物が、謎の言葉をつぶやきながらどこかに向かう。
という、何とも不思議な一冊。
冒頭から「うやむやむ なむばなならむ」という呪文のような言葉。
続いて「ぱーれ だーれ あまはんどら!」。
しょっぱなから「????」となります。
ただ、黙読でなく、声にして読み始めると…
何か・・・・、気持ちいい(´∀`)!
不思議な言葉たちとともに、大竹さんが描く不思議な生物が躍動します。
夢中で読みすすめながら、ふと思いました。
「赤ん坊の世界ってこんな感じなのかも!」と。
ということで!
この本の魅力は、実際に見て、声に出して読んで感じて下さいませ。
(説明を放棄したのではありませんよ!説明する本ではないのです)
今度は姪っ子&甥っ子に読んであげようっと。
(いたう)